違う保険会社で火災保険の加入を検討していると相談を受ける場合があります。
たぶん、生命保険などで複数社加入されている方だと思いますが傘保険は少し違います。
そこで今回は「複数加入は意味があるの?」について解説します。
・生命保険と損害保険の違い
・保険料の無駄にならない為にも
・火災保険の申請方法、手順
生命保険とは違う
生命保険の場合には、1人がいくつも加入されている場合があるかと思います。
生命保険は保険金請求をそれぞれの会社にすると契約通りもらえますね。
20万円の給付金がもらえる契約であれば、3社契約していれば20万円✖️3社で60万円もらえます。
火災保険の場合
火災保険の場合は基本的に1棟に付き1社です。もちろん複数棟ご所有されている方は、それぞれに契約されていると思いますので、「いくつも契約している」と仰る方もいらっしゃるかと思いますし、違う保険会社での契約という事もあり得ます。
損害保険は損害額以上は無い
火災保険に限らず、損害保険は実際の損害額以上に保険金が支払われることはありません。
全焼して1500万支払われる契約を2社と契約していても結局は2社合計で1500万円しか支払われません。
【2社契約していた場合】
1棟に対して何社も火災保険を契約していても、損害が100万だとすれば全ての保険会社から下りる保険金の合計が100万円なのです。
2社契約していても100万円✖️2社の200万円になることはありません。
損害額の100万円を2社で按分してそれぞれの損害保険会社から支払われます。
保険料の無駄にならない為にも
上記のような重複契約を知らずに契約している方がいらっしゃいます。
その場合は、1社分の保険料が無駄になってしまいますので、今すぐどちらかを解約してください。
火災保険申請の申請方法・流れ(火災保険申請サポートの利用)
~保険金の申請から給付(受給)までは平均1ヶ月~2ヶ月程度~
- WEB・お電話からお申込
- 調査日の調整
- 現地調査
- 保険会社に申請(事故受付)
- 保険会社へ書類の提出
- 保険会社による審査・現地調査
- 結果の通知、給付金の支払い
- 火災保険申請サポートの報酬の支払い
申請内容が認められないなどの理由で、保険金が受け取れなかった場合は一切費用はいただいておりません。
まとめ
この記事では、火災保険の「複数社契約」について解説してきましたが、あなたが該当しておりましたら保険料がもったいないので、どちらかの解約をおすすめします。
認定された保険金の使い道も自由になります。もし火災保険の申請をお考えであったり、ご自宅で眠っているだけという場合は一度ご相談ください。
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