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火災保険の申請(請求)は見積書で変わる!?業者選びのポイント

業者選びのポイント

火災保険を申請(請求)する時には「修理見積書」が必要になります。この見積書は、家の工事ができる業者であれば基本的にどの業者でも作成できます。しかし、火災保険の請求をする際には、見積書を用意すればなんでもいい訳ではなく、この見積書の内容が保険認定に大きく作用してきます。

この記事でわかること

・火災保険の申請は見積書の内容で変わるのか?
・火災保険申請に適した見積書の取り方
・火災保険申請を依頼する業者を選ぶポイント

目次

火災保険の申請(請求)は見積書で変わる!?

火災保険の認定金額は、修理に必要な見積書の金額をベースに決定されます。

その為、見積書の内容次第で、認定金額が高くなることもあれば、少なくなることもあります。

見積書の内容が、火災保険の認定金額を決めると言っても過言ではありません。

保険請求時に評価されやすい見積書の取り方(注意点)

保険金額を左右する見積書はどんな業者でも良いのかというと、決してそんなことはありません。どんな見積書を提出するのが保険会社に良い評価を受けやすいのか。下記3点に注意してください。

  • 内容が詳細に記載されていること
  • 相場通りの見積もり額であること
  • 見積書の発行元が健全な会社であること

内容が詳細に記載されていること

見積書の役割は、損害状況を数字化することにあります。その数字の大小で、おおよその損害の大きさが判断できます。しかし、保険の認定は見積書の合計金額だけで判断する訳ではありません。

部材の単価、部材の数量、工事に必要な人数、工事日数など、事細かく記載すべき項目はたくさんあります。

記載された内容が、いい加減なものであると、保険会社もプロですので不適切な部分があれば認められません。保険金の減額や申請そのものが否認されてしまいます。

だからこそ見積書の依頼は、保険請求の実績がある業者に依頼をし、詳細な情報までをちゃんと記載したものを作成してもらうことで、適切な保険金を受け取ることができます。

相場通りの見積もり額であること

詳細な見積書でも金額が相場と大きくかけ離れたものだといけません。見積もり額が一般的な相場に近い方が良いです。

家の修理というのは、建物の構造や大きさ、損害状況など様々ですので、一般的な工事金額といってもかなりの幅があります。

下記に、屋根修理、屋根外壁塗装の費用相場を記します。

リフォーム内容費用相場
屋根の部分修理1万~40万
屋根の葺き替え60万~200万
化粧スレート (屋根材) 【5,000円~/㎡】50万~
ガルバリウム鋼板 (屋根材) 【6,000円~/㎡】50万~
セメント瓦 (屋根材) 【6,000円~/㎡】60万~
日本瓦 (屋根材) 【8,000円~/㎡】80万~
銅板 (屋根材) 18,000円~/㎡】180万
トタン屋根 (屋根材) 【4,500円~/㎡】45万~
屋根修理の費用相場
30坪のお家の外壁塗装の相場
外壁塗装 総額50〜100万円
足場設置13~17万円
高圧洗浄2~3万円
下地処理10~12万円
養生3万円前後
塗装18~66万円 
外壁塗装の費用相場
30坪のお家の屋根塗装の相場
屋根塗装 総額80〜150万円
足場設置13~17万円
高圧洗浄3~5万円
下地処理10~12万円
養生3万円前後
塗装30~100万円
屋根塗装の費用相場

工事の種類によって数万円から100万円以上のものまで大きく金額がかわりますが、これらの金額から大きく逸脱した見積書になると、保険会社から不信に思われる為、要注意です。

当然、減額や否認される可能性が出てきますので、相場に見合わない見積もりはお勧めできません。

見積書の発行元が健全な会社であること

火災保険を使って工事を請け負っている会社や、申請のサポートをしている会社の中には、保険金から不当な利益を得ようとする業者も存在します。

こういった業者は、虚偽の申告をしたり、見積書自体を改ざんしてしまうこともあるようです。悪徳な業者は、保険会社間で情報が共有されていますので、適切な保険金を受け取れない可能性があります。

少しでも不信に思う点があれば、その業者に依頼するのはやめましょう。

火災保険を請求する時の業者選び5つのポイント

火災保険を使う時に、依頼する業者の選び方のポイントを解説します。

見積書を作成してくれる業者
  1. 修理業者、リフォーム会社
  2. 火災保険申請サポート会社

1. 修理業者、リフォーム会社と火災保険申請サポート会社はどちらが良い?

前提として、正確な見積書の作成や、災害での損害を証明する報告書を提出しなければならないため、火災保険申請を個人でするのはお勧めできません。

見積書作成で依頼できる業者

  • 地元の工務店やリフォーム会社など、建物の工事を請け負ってくれる業者
  • 火災保険の申請サポート会社

どちらにもメリット、デメリットは存在しますので、目的に合わせた選択をされることをおすすめします。

工務店、リフォーム会社、修理業者 に依頼する場合

工事業者の中には、火災保険の申請に関する書類を揃えてくれる会社もあります。こういった工事業者に火災保険申請を依頼する『メリットは、火災保険の申請から工事までを一貫してやってくれる点にあります。

工事業者に火災保険の申請を依頼することは、工事をすることが前提になっているのでデメリットが存在します。

  1. 業者の変更ができなくなる
  2. 受け取った保険金をすべてリフォームに使わなければならない
  3. 火災保険の知識をもっているのか分からない
  4. 保険金で工事代金が足りない場合は自費になる

火災保険申請サポート会社に依頼する場合

火災保険申請サポート会社は、なるべく多くの保険金を認定してもらうことを目標としていますので、火災保険と建物の両方に詳しく、保険会社に損害の状況と工事の必要性を説明してもらえるので、認定金額が多くなる可能性があります。(メリット)

しかし、火災保険申請サポート会社は、保険金を受け取るまでが業務ですので、建物の工事には関与をしませんので、家の修理をするまでに、火災保険申請サポート会社と工事業者の2つの会社とのやり取りが必要になります。(デメリット)

火災保険は、書類を提出すれば保険金が受け取れるほど優しくはなく、申請後は保険会社の審査があり、保険会社から依頼された鑑定人が実際に調査しに来ることもあります。この鑑定結果で概ねの認定金額が確定しますので、火災保険に詳しくないと保険会社の言い値で保険金が確定してしまいます。

目的に応じて選択しましょう。

火災保険を利用してリフォームをする際の注意点

2. 火災保険の請求実績がある業者を選ぶ

実績の少ない業者に多いのが、詳細な情報を記載できず、否認や減額となるケースがあります。
火災保険の請求に使用する見積書は、詳細な情報を記載しなければなりません。保険会社に提出するものになりますので、通常の工事見積書とは異なります。

3. ホームページの有無や所在地を確認する

修理リフォーム工事会社、火災保険申請サポート会社のどちらにも言えることですが、ホームページが存在していない場合や、所在地が不明な会社もあります。

実態のない会社は、誠実な対応をしてくれるかどうか不透明な点が多いので、申し込む前にこれらの情報はしっかり確認された方が良いです。

4. 契約前の説明、契約書の有無を確認する

契約内容の説明が十分にされなかったり、そもそもの契約書が無いといった会社も存在します。

5. キャンセルや支払いの内容を確認

キャンセルする場合の規程、保険認定後の支払い方法や報酬形態が不明確な会社も契約をしない方が良いです。

特に工事と保険申請がセットになっている業者でのトラブルは、保険認定前に工事を着工してしまい、キャンセル不可とされたり、前払いで工事費用を請求してくるような業者はご注意ください。

まとめ

火災保険を申請(請求)する際の見積書の重要性や、見積書の取り方、業者選びのポイントを解説してきました。火災保険を申請するには、専門の業者の協力は不可欠になりますので、目的に応じて工事、リフォーム業者に依頼するのか火災保険申請サポート会社に依頼するのか決めましょう。

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この記事を書いた人

火災保険申請サポートnabiです。
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