火災保険申請サポートは火災保険の申請をする上で、非常に便利なサービスですが、どのくらいの手数料が妥当な相場なのかを知っている方は少ないのではないでしょうか。
そこで、この記事では、火災保険申請サポートの手数料や成功報酬について詳しく解説しています。
- 火災保険申請サポートの手数料の相場は30%程度
- 手数料を安く抑える2つのコツ
- 火災保険申請サポートのメリット
- 注意すべき火災保険申請サポート
- おすすめは火災保険申請サポートナビ
火災保険申請サポートとは?
火災保険申請サポートとは、火災保険の保険金の申請をサポートしてくれるサービスのことです。
火災保険の保険金を受け取るためには、被災した箇所の詳細について書類に記入し、提出する必要があります。
しかし、被災した箇所を全て正確に調べたり、書類に記入したりするのはなかなか大変です。特にお年寄りの場合には、屋根の被害を確認するのは困難であり、役立つのが火災保険申請サポートです。
火災保険申請サポートは、保険申請のほとんどの部分を業者がサポートしてくれます。
火災保険申請サポートの成功報酬の手数料の相場とは?
災保険申請サポートの成功報酬の手数料の相場は以下の2つのパターンがあります。
- 火災保険申請サポートのみ
- リフォーム工事と火災保険申請サポートがセット
火災保険申請サポートのみの場合
火災保険申請サポートのみの場合、手数料の相場は30%程度です。
少し前までは35~40%ほどではありましたが、現状は下がってきています。手数料が30%なので、保険金が100万円手に入った時には、手数料は30万円程度取られることになります。これ以上の手数料を取られる場合には要注意が必要です。
また、ほとんどの業者が、調査費や交通費などの初期費用はかからない、成果報酬となっています。
リフォーム工事と火災保険申請サポートがセット
火災保険申請サポートと修理箇所のリフォーム工事をセットで請け負っている場合の火災保険申請サポートの手数料は10~20%程度になっていることが多いです。
リフォーム工事とセットであれば、手数料は安くなりますが、リフォーム工事とセットで火災保険申請サポートを利用するのはあまりおすすめできません。
※注意※ 保険金が下りたら必ずリフォームしなければならない
たとえ保険金の額がリフォーム工事の代金を下回って、追加で支払いをする必要が生じても、リフォーム工事をキャンセルすることはできず、リフォームをしない決断をした場合、違約金が発生することが多いです。
このような事情から、リフォーム工事と火災保険申請サポートのセットでは注意点を把握しないと、トラブルになるケースも多いです。
火災保険申請サポートでかかる手数料
完全成功報酬 (保険金が受け取れた場合のみ、受取金額の30%程度)
火災保険申請サポートのほとんどの会社は初期費用は設けていません。
家の損害調査や資料作成等にはもちろん費用は掛かっていますが、多くの火災保険申請サポート会社は初期費用として手数料は取らず、完全成果報酬としています。
火災保険申請サポートの手数料を安く抑える2つのコツ
- 手数料の安い業者を探す
- 交渉する
手数料を安く抑えられる方法を2つご紹介します。
コツ①:相場より手数料が安い業者を探す
まずは、相場よりも手数料が安い(30%以下)業者を探す方法です。現在は多くの火災保険申請サポート業者がいます。そのため、年々、相場も引き下げられてきています。探してみるとお目当ての業者と巡り合える可能性が高まります。
しかし、注意点もあります。「手数料が安い=実績が乏しい」という可能性も高く、会社の実態が見えにくいなどの特徴もあるため、より慎重に判断する必要があります。特に保険や住宅など重要な内容を扱うため、目先の僅かな手数料よりも実績と信頼性のある業者選びが重要です。
コツ②:交渉する
火災保険申請サポートの手数料を安く抑えるコツとしては、交渉することも挙げられます。
火災保険申請サポートを頼む際に交渉してみると数パーセント手数料を下げてもらえることもあります。
交渉する時には、業者のメリットになることを提示してあげると手数料を下げてもらいやすく、「手数料を〇〇%にしてくれたら契約する」「火災保険を申請できそうな人を紹介する」などの方法が有効です。
火災保険申請サポートの4つのメリット
- 火災保険の専門家のサポートを受けられる
- 自分では気付かない被害が見つかり、適正な保険金がもらえる
- 事故原因の特定や資料作成を任せられ、申請の手間が少なくなる
- 受け取った保険金の使い道は自由
メリット①:火災保険の専門家のサポートを受けられる
火災保険申請サポートのメリットとしてまず挙げられるのは、火災保険の専門家のサポートを受けられることです。
多くの加入者が、保証対象となる被害があっても気付かず、申請漏れの状況となっています。また、保険加入者は火災保険を申請するプロではありませんから、被害箇所をすべて正確に申請できません。また、火災保険の申請方法についても分からない方がほとんどです。
火災保険申請サポート業者はプロですので、被害箇所を正確に見つけ出してくれますし、申請方法を豊富な知識でサポートしてくれます。
メリット②:自分では気付かない被害が見つかり、適正な保険金がもらえる
上述しました通り、自分で申請すると被害箇所の申告漏れが起こる可能性があり、思ったような保険金を得られない可能性があります。
火災保険申請サポートはプロであり、多くの被害箇所を見つければ、それだけ手数料が増えて利益が出ますので、被害箇所を正確に見つけ出してくれます。
メリット③:事故原因の特定や資料作成を任せられ、申請の手間が少なくなる
火災保険の申請は見慣れない書類に記入したり、説明する必要もあり、大きな手間がかかってしまいます。一方、火災保険申請サポートに依頼すれば、最低限の手間で火災保険の申請ができます。
特に、被害を見つけた場合、それがいつ、何が原因で起こったのかを証明する必要があります。時間が経っている被害ほど証明が難しくなるため、事故原因の特定や面倒な資料作成などを任せられるのは大きなメリットと言えます。
メリット④:受け取った保険金の使い道は自由
火災保険申請サポートのメリットとしては、受け取った保険金の使い道は自由であることも挙げられます。
火災保険は生活を立て直すために支払われる保険金ですので、必ず修繕に使わないといけないと思われがちです。しかし、実際には受け取った保険金の使い方は自由で、必ずしも修理に使わなくても問題ありません。
ただし、最低限の補修はするべきです。(詳細→火災保険の保険金で家を直さなくて本当に大丈夫?)
火災保険申請サポート2つのデメリット
- 手数料がかかる
- 会社選びを間違えるとトラブルになる
1:手数料がかかる
まず1つ目は、業者の手数料がかかるということです。
全て自分で申請したら手間はかかりますが、手数料は一切かかりません。しかし、交渉相手はプロです。保険金が下りないリスクを考えると、結果的にメリットの方が大きいと言えます。
2:会社選びを間違えるとトラブルになる
中には、モラルのない悪質な業者もいるため注意が必要です。悪質な業者には注意が必要です。
火災保険申請サポート業者選びで気をつけるべき9つの注意点
- 火災保険申請の代行
- 料金の説明が不十分
- 虚偽申請を勧めてくる
- 実績がない
- 無理に修理を勧めてくる
- 手数料を無料と偽っている
- 手数料が相場を大きく超えている
- 初期費用が発生する
- 契約書に違約金の記載がある
注意点①:火災保険申請の代行
火災保険申請を代行するという業者には注意してください。
保険は基本的に契約者のみが保険請求することができます。なので代行することは基本的にはできません。書類のやり取り等を代行してもらえるのは楽だと思ってしまいますが、契約者以外で申請できるのは弁護士のみのため、申請代行業者に依頼することは違法です。火災保険申請サポート業者の選び方
注意点②:料金の説明が不十分
火災保険申請サポートで注意すべき点として、料金の説明が不十分であることも挙げられます。
料金の説明が不十分な場合には、実際に保険金が下りた時に料金面でトラブルが発生しがちです。
依頼する前に、手数料は何%なのか、違約金は発生するのか、初期費用はあるか、リフォーム工事はしないといけないのかなど、正確に説明してもらいましょう。
注意点③:虚偽申請を勧めてくる
火災保険申請サポートで注意すべき点としては、虚偽の理由で申請を勧めてくることも挙げられます。火災保険に嘘の理由で申請するのは詐欺行為にあたりますので、絶対に行ってはいけません。
注意点④:実績がない
実績がないからといって怪しい業者というわけではないのですが、怪しい業者は実績がないことが多いです。
判断ポイント
- 設立から1年以上経っている
- 良い口コミや評判が多い
- HPなどで情報を更新している
注意点⑤:無理に修理を勧めてくる
リフォーム事業も行っている火災保険申請サポート会社は、やはり保険金でリフォームを行ってもらったほうが業者の利益は大きくなります。
そのため、給付金の大小にかかわらず、業者の中には強制的に修理を行って、不当に代金を請求してくるところもあります。
注意点⑥:手数料を無料と偽っている
火災保険申請サポート会社も営利目的であり、ボランティアではないのですから、火災保険申請サポートの手数料が無料なんてことはありません。
注意点⑦:手数料が相場を大きく超えている
火災保険申請サポートの手数料の相場の中央値30%ですので、この値を大きく超える手数料の場合は高すぎるとみるべきでしょう。
注意点⑧:初期費用が発生する
初期費用については上述しましたが、ほとんどの火災保険申請サポート会社は完全成果報酬制となっていますので、初期費用が発生する会社は避けるべきでしょう。
注意点⑨:契約書に違約金の記載がある
違約金があることは問題ではありませんが、リフォーム工事と火災保険申請サポートをセットに行っている業者の場合、保険金の受け取り後にリフォーム工事を行わなかった場合に違約金が発生すると記載されていることが多いのですが、このような違約金がある業者はおすすめできません。
火災保険申請サポートのみの場合、ほとんどの会社が「成果報酬」というサービスの性質上、調査後の途中解約には違約金を設定しています。
火災保険申請の申請方法・流れ(火災保険申請サポートの利用)
~保険金の申請から給付(受給)までは平均1ヶ月~2ヶ月程度~
- WEB・お電話からお申込
- 調査日の調整
- 現地調査
- 保険会社に申請(事故受付)
- 保険会社へ書類の提出
- 保険会社による審査・現地調査
- 結果の通知、給付金の支払い
- 火災保険申請サポートの報酬の支払い
ページ下部のお申込フォームからお申込、またはお電話にてお問い合わせ下さい。
現地調査の日程調整のため、お申込から1営業日以内に担当者よりご連絡させて頂きます。ご都合のよい日時をお伝え下さい。
破損個所が火災保険の適用個所になるか専門スタッフが現地に伺い、30分~1時間程度調査を実施致します。申請可否については調査完了後、お伝えさせて頂きます。※被災箇所が見受けられない場合はその場でサポート終了とし、費用の請求等は一切ございませんのでご安心下さい。
自然災害により家屋の被害を受けた旨をご加入中の保険会社様にご連絡(事故受付連絡)頂き、申請に必要な書類を取り寄せていただきます。
調査内容をもとに修繕見積書と調査報告書をお客様へお送りいたしますので、申請書類と一緒に保険会社に送付頂きます。
申請資料を元に審査が行われますが、指摘事項があった場合、保険会社や鑑定人に対して被害状況の説明を行います。
保険会社様の回答の結果、損傷が認められた場合、保険会社様からご入金がございますので、ご確認ください。
保険会社様よりご入金額が確認できましたら、弊社よりご請求書をお送りいたしますので、手数料送金ください。申請内容が認められないなどの理由で、保険金が受け取れなかった場合は一切費用はいただいておりません。
火災保険申請は『火災保険申請サポートNAVI』にお任せ下さい
私共、火災保険の調査のプロが基準に基づき、客観的に調査、診断致します。
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